イタヤカエデを家具に使う理由と特性
カエデという木は、家具材としてあまり一般的ではないかもしれません。ナラやウォールナットに比べると、名前を聞く機会が少ない。でも、長野県内の山に自生するイタヤカエデは、家具材として非常に優れた性質を持っています。工房を始めた2011年から主力材として使い続けてきた理由を、具体的にお伝えします。
続きを読む →長野の山裾にある小さな工房で、一点ずつ手で削り、組み、仕上げています。夏の朝、窓から差し込む光の中で、今日もカエデの板と向き合っています。
木を読む時間を削ったら、もう家具じゃない。
カエデという木は、家具材としてあまり一般的ではないかもしれません。ナラやウォールナットに比べると、名前を聞く機会が少ない。でも、長野県内の山に自生するイタヤカエデは、家具材として非常に優れた性質を持っています。工房を始めた2011年から主力材として使い続けてきた理由を、具体的にお伝えします。
続きを読む →家具の継ぎ手の話をすると、「難しそう」と言われることが多いです。でも、ほぞ組みの考え方は単純です。凸と凹を組み合わせて、木同士が抜けないようにする。それだけです。なぜそれが大切かというと、接着剤だけで固めた家具は、接着剤が劣化したときに終わりになるからです。
続きを読む →工房で作る家具はすべて、デンマーク産の亜麻仁油ベースのオイルで仕上げています。ウレタン塗装の家具に慣れている方から、「お手入れが大変そう」と言われることがあります。実際には、そんなに難しくありません。年に一度か二度、オイルを塗るだけです。
続きを読む →"中村 誠一1977年、愛知県豊田市生まれ。東京の大学で建築を学んだ後、設計事務所に勤務。2007年に木工の道へ転じ、長野県安曇野の建具師・田中建具店に二年間師事した。2011年秋、松本市に工房 Maple Cove Path を開設。カエデ、クルミ、ナラを主な素材とし、ほぞ組みによる無垢材家具を一点ずつ制作している。休日は近くの山道を歩くことが習慣で、木の生えている場所と向きを確認しながら歩くのが癖になっている。「木は、急かすと嘘をつく」が口癖。"
オーダーメイドの場合、ご相談から納品まで四ヶ月から六ヶ月が目安です。受注の状況によっては、それ以上お待ちいただくこともあります。在庫作品の場合は、寸法調整がなければ二週間以内にお渡しできます。現在の受注状況はお問い合わせ時にお伝えします。
初回のご相談は、できれば工房にお越しいただくことをお願いしています。実際の木材サンプルを手で触れていただくことで、仕上がりのイメージが格段に具体的になります。遠方の方には、オンラインでの事前相談と、木材サンプルの郵送(実費)も対応しています。
長野県内は工房のトラックで直接お届けします。県外への配送は、家具専門の運送業者(アート引越センターの家具便など)を手配します。配送費はお客様のご負担となります。東京・名古屋・大阪方面への配送実績があります。
状態を確認した上で、対応できるものは受け付けています。まず写真をメールでお送りください。脚の交換、天板の研磨と再塗装、引き出しの調整などが多いです。接着剤で固められていて分解できない構造の場合は、お断りすることもあります。
送信後、二営業日以内に中村 誠一ールまたはお電話でご連絡します。内容によっては、木材サンプルの郵送や工房見学のご提案をすることもあります。