オーダーメイド家具を初めて依頼する方から、「何を決めてから相談に来ればいいですか」と聞かれることがよくあります。答えは「何も決まっていなくても来てください」ですが、事前に少し考えておくと、相談がスムーズになることも確かです。
置く場所の寸法を測っておく ¶
最低限、置く場所の幅と奥行きを測ってきてください。ダイニングテーブルであれば、椅子を引いたときのスペースも含めて考える必要があります。一般的に、テーブルの端から壁まで90cm以上あると、椅子の出し入れがしやすいです。部屋の図面があれば、持ってきていただくと話が早いです。
毎日どう使うかを考えておく ¶
テーブルであれば、何人で使うか、食事だけか作業もするか、子どもやペットがいるか。これによって、樹種の硬さや仕上げの選択が変わります。毎日激しく使うなら硬い木、見た目を重視するなら木目の美しい板を選ぶ。用途を具体的に話してもらうほど、提案が具体的になります。
予算の目安を持っておく ¶
オーダーメイド家具の価格は、樹種、寸法、継ぎ手の複雑さによって変わります。工房のダイニングテーブルは、一般的に18万円から45万円の範囲です。予算の上限を最初に伝えていただくと、その範囲で何ができるかを具体的に提案できます。予算を言いにくい方もいますが、言っていただいた方が双方にとって話が早いです。
納期の余裕を持つ ¶
オーダーから納品まで、四ヶ月から六ヶ月かかります。引っ越しや新居の完成に合わせてご依頼いただく場合は、余裕を持ったスケジュールで相談に来てください。「来月中に欲しい」というご要望には、在庫作品でなければ対応できません。納期を急ぐと、木の乾燥を確認する時間が削られます。
相談に来るときに、何も決まっていなくても大丈夫です。木のサンプルを手に取りながら話すと、自分が何を求めているかが見えてきます。見学のご予約はお気軽にどうぞ。